最終更新日 : 2014/01/04
※本記事は、当方が販売を行っているキットに基づく情報です。
初版: | 2013/12/29 |
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作成者: | ArtifactNoise LLP 北神雄太 |
分類: | ハードウェア,FPGA |
開発参加者: | 北神雄太 |
液晶基板の表面に乗っている主な部品の説明です。
液晶コネクタ: | 液晶と基板を接続するためのコネクタです。 |
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SRAM: | 液晶の1画面分を保存する4KBitのSRAMです。 |
LED: | 動作確認用のLEDです。 |
水晶発振機: | FPGAのメインクロックを生成する40MHzのクロックです。 |
独立動作用ジャンパーピン: | 後述の独立動作用ジャンパーピンです。 |
続いて、裏面の説明です。
電源ジャック: | 5v入力のDCジャックです。 |
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三端子レギュレータ: | 独立動作用のレギュレータです。 |
バックライト用DCDC: | バックライトを駆動させるためのDCDCコンバータです。 |
図の用に、液晶用コネクタの爪を上げて、フラットケーブルを接続します。
ケーブルは、取り返して液晶が上を向く形で接続してください。
奥にグッと差し込み、再び爪を下ろしてカチッてなる様な形で接続してください。
電源はバックライトで使用しています。 バックライトは液晶表示に必ず必要ですので、必ず接続してください。
(接続しないと真っ暗な状態になります)
5V1A(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06096/)で十分動きます。 もし電源が無い場合は、乾電池4本(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00209/)と、 スナップからDCジャック変換の(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06687/)で動作します。 乾電池の場合は少しバックライトが強めになります。
(一応、バックライト用DCDCが5v(MAX 6v)なので、乾電池を直接接続する事はおすすめ出来ないが動くには動く)
(おすすめは充電電池1.2vのeneloopなどを使った方がいいかも)
また、FPGAボードの動作用電源にUSB-MiniBの接続が必要です。 こちらも接続してください。 パソコンに接続すると、いくつかドライバーを必要としますが、開発環境をインストールするまでは特に触らずにいてください。
電源5VとUSBを接続し、ようやくテストパターンが表示されます。
今回、FPGAの評価ボードを既製品の物をを流用したため、電源の取り回しが非常に面倒になってしまいました。 初期の状態では、上の項目の電源アダプタとUSBの両方から電源供給が無ければ動きません。 面倒くさいので、裏技ジャンパーを一ヶ所作りました。
半田で、端子同士をショートしてください。
ここから先は、裏技的改造です。 電源がDCジャックでスタンドアローンで動かす時だけ、使用してください。 この状態でUSBを接続しますと、回路的にはFPGAボードに乗っている3.3vのレギュレータと 液晶ボードに乗っている3.3vレギュレータがぶつかりあるので、あまり良い状態ではあります。 ただ、接続してみて特に問題なさそうでしたら、そのまま使ってみるのも有りかもしれません。
(当改造でパソコンのUSBが壊れる事がありますので、なるべくUSB-HUBから接続してください)
この改造を行うことで、USBケーブルを抜いても、液晶の動作が確認できます。
作成者: | 北神 雄太 |
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Twitter: | @nonNoise |
作成日: | 2014/01/02 |
分類: | 同人ハードウェア |
連絡先: | kitagami@ArtifactNoise.com |
提供: | ArtifactNoise http://ArtifactNoise.com |